『女の国会』 新川帆立 著


私の本棚 182

    出版社:幻冬舎

「お嬢」と呼ばれている与党の衆議院議員 朝沼侑子が亡くなる。自殺か他殺か、真相を探るかたちでストーリーが進んでいく。「憤慨おばさん」があだ名の野党の衆議院議員 高月馨、その秘書の沢村明美、真相を追う新聞記者の和田山怜奈、朝沼死去に伴う補欠選挙に鞍替え出馬する市議会議員の間橋みゆき、この女性5人の姿を通して、政治の世界で女性が活躍していくことの大変さがが描かれている。

同時に、信念を通すためには、意見が対立していても人間的に憎めない、人を惹きつける「政治家」という人間の魅力も表現しているように感じました。国会内の風景も臨場感ある描写になっています。