私の本棚

清水ひろしが最近読んだ本をご紹介いたします。

『ともにがんばりましょう』 塩田 武士

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    出版社:講談社

    地方新聞社における、会社と労働組合の労使交渉をコメディタッチで描いた小説。物語のなかで、組合側は次のような言葉を残しています。

    組織において必要なことは新しい風が入ること、交渉において大事なことは信頼関係。そして、敵は倒すためにあるのではなく、歩み寄るためにある。

『絶望書店』 頭木 弘樹 編

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    出版社:河出書房新社

    山田 太一 著、藤子・F・不二雄 著、連城 三紀彦 著
    ナサニエル・ホーソン 著、ダーチャ・マライーニ 著

    勝利を目指しても、叶うのは1人で、それ以外の全ての人は挫折すること、夢をあきらめて去ることになる。頑張らなかったわけでも、あきらめてたわけでもないが、夢が叶わなかった人たちが、どうのように気持ちを整理するか。あるいは出来なかったのか。この本は、勝者以外の人たちの生き方を考える作品を集めた本です。

『100年マンション 資産になる住まいの育てかた』 長嶋 修

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    出版社:日本経済新聞出版社

    今後、社会問題となりうるマンション問題。マンションの空室が増え、廃墟マンションか出現する可能性を指摘し、タワーマンションにおける管理・修繕の先進取組事例を取り上げています。また、国・自治体として住宅総量管理をする必要も述べています。

『来るべき民主主義』 國分功一郎

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    出版社:幻冬舎

    哲学者である著者は、地元の道路建設反対運動に自ら関わっていきます。この経験から、ルールを作るのは立法府だが、実際の決定は行政府にある現実を指摘しています。そして、主権=立法権と定義し、立法権によって統治するという理想に依拠し続けていることに民主主義の危機があると訴えてています。その改善のためには、議会制民主主義だけではなく、行政に関わる制度を多く整備することが必要だと説いています。

『学校の「当たり前」をやめた。』 工藤 勇一

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    出版社:時事通信社

    学校は子どもたちが、「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにある、としたうえで、手段が目的化してしまっていることが、学校教育の問題点であり、「当たり前」を徹底的に見直すことが大事だと述べています。

『帝国ホテル建築物語』 植松三十里

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    出版社:PHP研究所

    1923年、アメリカ人建築家ライト設計による帝国ホテルが竣工するまでの激動の物語。細部へ徹底してこだわり、弱い地盤、火事、地震等に見舞われながら長い年月かかって完成します。関わった人たち、それぞれの思いが描写されています。

    (引用)
    「現場は勢いが大事だ。だが君は及び腰だ。覚悟が定まっていない。それじゃ誰もついてこない。ライトさんを信頼するなら、信じきればいい。」「そもそも何のために、支配人の仕事を引き受けたのか。どうして今の地位についたのか。もういちど考えてみるんだな」

『車輪の下 ─まんがで読破─』 ヘルマン・ヘッセ/バラエティ・アートワークス

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    出版社:イースト・プレス

    「車輪の下じきになる」とはドイツ語のたとえで「落ちこぼれになる」という意味。

    主人公少年ハンスの人生を描いています。天才少年が周囲の期待に応えるべく猛勉強をしてエリート神学校に進学。しかし、そこで別の生き方、知らない世界を知り、挫折して退学。故郷に帰り機械工として働くも、酒に酔い溺死するという物語です。

    深く、重いです。勉強の目的は何なのか、生き方、過剰な期待による抑圧、子どもへの決めつけ、挫折、教育、自由・・・、考えさせられる一冊です。

『家康に訊け』 加藤廣

私の本棚 14



    出版社:新潮社

    信長でもなく、秀吉でもなく、家康が天下人となった3つの特性を指摘しています。
    (1)前進は一歩ずつ、駆け足をしない
    (2)屈辱への耐性
    (3)アッと驚くような行動に出る、逃げの決断の早さ

    また、事を為すには、天の時、地の利、人の和、そして運が必要だと著者は記しています。

『何を捨て何を残すかで人生は決まる』 本田直之

私の本棚 13



    出版社:青春新書インテリジェンス

    時間の使い方は
    (1)自己投資であるインプットの時間
    (2)仕事をしているアウトプットの時間
    (3)食事や睡眠などの生活の時間
    (4)自由に使うプライベートの時間
    の4つに分類出来る。

    持っているものなどに縛られず、自己投資をしていくことで人生が決まると筆者は指摘をしています。

『18歳からの格差論』 井手英策

私の本棚 12



    出版社:東洋経済新報社

    (引用)
    生まれた家が貧しかった、生まれたら障がいがあった、それは決してその子どもたちのせいではありません。でも、それだけの理由で、もしその子どもの一生が決まるとするならば、それは「不運」なのではありません。「理不尽」なのです。かわいそうだから助けてあげるのではない、理不尽だから闘うのです。

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