Author Archives: kogakusha

『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』 鴻上 尚史

私の本棚 42


      出版社:岩波ジュニア新書
       
      世間」「社会」「空気」の話。
      「『世間』とは何か」(阿部謹也) や「『空気』の研究」(山本七平)を学生の頃に読んだのを思い出した。

      「世間」は日本独特のものであり、海外に「社会」はあるが「世間」はない。そして、日本は同調圧力の強い国である。
      そのなかで、抑圧する「世間」、強すぎる「空気」に負けずに生きていくためのアドバイスが、生徒向けに書かれています。
      それは、知恵をつけること、物事の本質を見つめること、考えること、他文化を知り相対的な見方が出来るようになること、などと著者は述べています。

『論理的思考力を鍛える33の思考実験』北村良子

私の本棚 41


      出版社:彩図者
       
      ギリシャ神話「テセウスの船」の話をかじろうと購読。
      様々設定された条件のなかで、あなたはどう考えるか? という本です。
      日頃から思考を繰り返しておくことが、ビジネスにおける成功や、いざという時に危険を回避出来る行動につながると、著者はあとがきで述べています。

『薩摩燃ゆ』安部龍太郎

私の本棚 40


      出版社:小学館文庫
       
      明治維新の中心となった薩摩藩。江戸時代末期の薩摩藩家臣の調所広郷を描いた小説。
      「莫大な借金を抱えた藩財政を立て直し、幕政の改革の先頭に立つ。そして開国を実現し、欧米諸国と対等に渡り合っていける国を築く」という藩主重豪の思いのため、私利私欲を捨て、債券整理や密貿易、贋金作りなどを引き受けて取り組む。
      藩主交代騒動に巻き込まれ、汚名を一身に背負い命を絶つ。

      時代が大きく変わるということは、その裏に多くの犠牲があることも思わされる。しかし、明治維新が成り、日本が近代国家へ歩むことが出来たのは、西郷隆盛や大久保利通の前に、その礎を築いた調所広郷がいたからに他ならない。

『ザ・ロイヤルファミリー』早見和真

私の本棚 39


      出版社:新潮社
       
      競馬を舞台にした小説。
      サラブレッドは、生産者、馬主、調教師、騎手、ファン、それぞれの「思い」や「夢」や「希望」をのせて走っている。そして、それが「継承」されていくことがテーマとして描かれています。

      主人公の思いが記されているシーンです。
      競馬における一番の魅力は「継承」です。馬の血の、ジョッキーの思いの、そして馬主の夢だけに限らず、調教師も、牧場スタッフも、ファンも競馬にかかわるすべての人たちが、いまこの時代にある「希望」を次の時代へ継承する・・・。


      早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』新潮社刊

『裁判官失格』 高橋隆一

私の本棚 38


      出版社:SB新書
       
      著者は元裁判官。本人の経験から、裁判官が何を考えているのかを記しています。
      ・裁判所が「事実として確定したこと」が事実でないことがあると、私は今でも思っています。
      ・民事事件は、多くの裁判官が「実刑判決にするか、執行猶予付きにするか」で法廷の扉を開ける瞬間まで迷っている。
      ・自衛隊や憲法判断、原発関係などの判決において、最高裁ににらまれるのではないか、政府から攻撃されるのではないか、と考える裁判官は多いことでしょう。それを裁判所が全否定できるかというと、そうとも言えないところがある。

      そのうえで、常に自問自答して、客観的な目で自分を見ること。事件について先入観のない状態で、真っさらな目で見ようとすること。それが裁判官には必要だ、と述べています。

清水ひろしからの手紙 85


清水ひろしからの手紙 85清水ひろしからの手紙 85(PDFファイル)

  • 「今日の数字?」1,564人
    (令和2年度 区立全24小学校新入学児童数)
  • 新型コロナウイルス感染症 ―より区民に寄り添った対応をー
  • 予算委員会における他の質問項目
    ・7月に開設される児童相談所について
    ・閉鎖型喫煙所の設置について
    ・新年度から実施される、3歳児健診視覚スクリーニング検査について
    ・風水害対策 清掃車等の退避計画について
  • ―区政情報― 閉鎖型公衆喫煙所が設置
  • 区内事業者向け新型コロナウィルス感染症対策

『春、戻る』瀬尾 まいこ

私の本棚 37


      出版社:集英社文庫

      主人公さくらには、岡山で新人教員として勤めたが、挫折をして1年で退職した過去があった。結婚を控えたさくらの前に突然兄と名乗る男が現れる。やがて、その兄という男は、その折の校長先生の息子だと分かる。

      「思い描いたとおりに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから。」 過去の苦い思い出から解放される主人公の思いが描かれています。

『舟を編む』 三浦しをん

私の本棚 36


      出版社:光文社文庫

      出版社の辞書編集部を舞台にした、辞書「大渡海」が長い年月をかけて完成するまでの小説。
      学者、作成する出版社の主人公や同僚、アルバイトの学生、薄くて軽く、裏写りせず、ぬめり感のあるめくりやすい紙を開発する印刷会社、多くの情熱によって辞書は作られていることが分かります。

      完成した辞書の名「大渡海」には、「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」「海を渡るにふさわしい舟を編む」 という思いが込められています。

令和2(2020)年 主な議会質問

本会議

6月会議

  • 新型コロナウイルス感染症に伴う対応について
    • (1)これからの地域社会、地方自治体、情報発信について
    • (2)オリンピック・パラリンピック関連事業等の実施されない予算の扱いについて
    • (3)学校教員の負担軽減について
  • 災害対応について
    • (1)複合災害について
    • (2)災害停電時における電気自動車の活用について
  • 再任用管理職について

予算に関する特別委員会・決算に関する特別委員会

予算:2月会議

  • 児童相談所の対応について
  • 喫煙所整備について
  • 新型コロナウイルス感染症に関わる荒川区の対応について
  • 風水害対策として、清掃車等の退避計画について
  • 目の健康 早期発見の大切さについて

『たばこは悪者か? ― ど~する? 受動喫煙対策』 村中洋介

私の本棚 35


      出版社:信山社ブックレット

      区議会でも議論になる喫煙問題。
      著者は、「施設・敷地内」をターゲットとする受動喫煙対策だけでは、結果的に路上などでの受動喫煙を増やすことやマナー違反を助長することになりかねない。行政としても路上喫煙防止対策について積極的な対策を行い、適宜喫煙場所を公共空間に設置することによって、受動喫煙を防ぐ必要がある、と見解を述べています。

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