『i (アイ)』 西加奈子 著
2024年4月8日
- 出版社:ポプラ文庫
主人公のアイ、友達のミナ、結婚相手のユーの3人を通して著者が訴えたかったのは、自分は社会のためにあるのではなく、自分のためにあること。だから、自分のことをまず大切にしていいのだということ。そして、その自分の幸せを願う気持ちと、世界の誰かを思いやる気持ちは矛盾するものではないよ、ということなのではないでしょうか。
主人公のアイ、友達のミナ、結婚相手のユーの3人を通して著者が訴えたかったのは、自分は社会のためにあるのではなく、自分のためにあること。だから、自分のことをまず大切にしていいのだということ。そして、その自分の幸せを願う気持ちと、世界の誰かを思いやる気持ちは矛盾するものではないよ、ということなのではないでしょうか。