『ルミネッセンス』 窪美澄 著
2024年4月15日
- 出版社:光文社
ダークサイドな短編集。どの作品も、昭和の象徴の一つとも言える「団地」を舞台に盛り込んでいる。時代は平成、令和へと移るが、昭和、つまり過去の出来事や思いに囚われながら生きている人たち。そんななか、何かがトリガーとなり、休符のつもりが囚われから闇という沼に落ちていったり、逆に心の変化が生じる。
読後感の悪さが、作品に引き込まれる一つの魅力に感じられます。
ダークサイドな短編集。どの作品も、昭和の象徴の一つとも言える「団地」を舞台に盛り込んでいる。時代は平成、令和へと移るが、昭和、つまり過去の出来事や思いに囚われながら生きている人たち。そんななか、何かがトリガーとなり、休符のつもりが囚われから闇という沼に落ちていったり、逆に心の変化が生じる。
読後感の悪さが、作品に引き込まれる一つの魅力に感じられます。