『「断熱」が日本を救う 健康、経済、省エネの切り札』 高橋 真樹 著 


私の本棚 147

    出版社:集英社新書

日本の住宅は、国際的な断熱基準をまったく満たしていない。そのことによる健康被害や、光熱費が高くつくという経済的な損失が生じている。そして、それは環境問題やエネルギー安全保障の面からも大きな損失だ、と著者は指摘しています。
事例や効果、学校等の公共施設における取組みを示したうえで、これからの住宅は断熱等級6以上、気密性能C価1.0以下が必須だと述べています。