『すべてのマンションは廃墟になる』 榊淳司

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      出版社:イースト新書

議会でも質疑を続けているマンション問題の書籍です。
分譲マンションは、区分所有者の合意がなければ解体が出来ず、それは極めて困難なことです。つまり、「終わり」を想定していない、「出口」がない建物だと言えます。著者は、公共物としての発想をもって、行政としてある程度の介入の必要性を述べています。