『ソクラテスの弁明』 プラトン / 『プラトン ソクラテスの弁明』 岸見一郎 /『マンガで読破 ソクラテスの弁明』プラトン
2022年4月5日
- 出版社:光文社古典新訳文庫 / 角川選書 / イースト・プレス
ソクラテスはなぜ死刑となるような弁明をしたのか? ソクラテスは「悪法も法なり」として死刑を受け入れたのではない。むしろ、無罪を有罪とするような判決が下されたからといって、死刑以外の刑を要求するということは有罪を受け入れたことになる。そんな自らを曲げるようなことは出来ない。ならば自ら徳のあるよい道を選ぶと決めたからだったのではないでしょうか。
—
『シリーズ世界の思想 プラトン ソクラテスの弁明』岸見 一郎 KADOKAWA/角川選書