『「発達障害」と間違われる子どもたち』 成田 奈緒子 著
2024年8月16日
- 出版社:青春新書
学校等で悩みを抱えるお子さんの多くは発達障害ではなく、診断がつかないのに症状を示している「発達障害もどき」かもしれない、と著者は述べています。
そして、「発達障害もどき」からくる行動であれば、生まれつきの脳の凹凸(発達障害)とは事情が少し違うので、子どもの暮らしを見直すことが必要だと指摘しています。
そのためには、まず親が率先して生活リズムを整えること。子ども自身を否定することなく、行動の変化を促すことが重要であり、しっかり食べて、しっかり寝る、この生活をくり返すこと。また、困ったときは誰かに相談し、危険が迫ればそこから逃げることだと訴えています。