『Z世代化する社会』 舟津 昌平 著


私の本棚 142

    出版社:東洋経済新報社

不満ではなく不安を抱えている、周りに囚われ何をするにも横をみる、怒られることがなくなった・・・。
若者のこうした背景にはオトナの事情があることを、筆者は指摘しています。

そのうえで、これら「イマドキの若者」は時代を反映したものであり、Z世代の異様さは先取りしているのであり、いずれどの世代もそうなっていく、つまり、われわれの生きる社会そのものの写像だ、と述べています。