『仕事の辞め方』 鈴木おさむ 著


私の本棚 116

      出版社:幻冬舎

    今年3月末で放送作家業を引退した著者が伝えたいのは、「自分の人生は自分で決めて動くしかない」「自分で大きく舵を切らないと変わらない」ということ。幸せは年とともに変わっていくし、サイズも形も人によって違う、幸せこそオーダーメイドだということ。

    これまでの仕事を通して、今の仕事にワクワクしているのか? バランスを取る立場なって若者を説得していないか(ソフト老害)? 仕事において自分の代わりはいることを自覚しているか? と問うています。
    そして、自分の人生・仕事を俯瞰で見ること、人脈は宝であり縁を増やして円にしていくこと、好奇心力を鍛えることが大事だと述べています。