Author Archives: kogakusha
『ザ・ロイヤルファミリー』早見和真
『裁判官失格』 高橋隆一
- 出版社:SB新書
著者は元裁判官。本人の経験から、裁判官が何を考えているのかを記しています。
・裁判所が「事実として確定したこと」が事実でないことがあると、私は今でも思っています。
・民事事件は、多くの裁判官が「実刑判決にするか、執行猶予付きにするか」で法廷の扉を開ける瞬間まで迷っている。
・自衛隊や憲法判断、原発関係などの判決において、最高裁ににらまれるのではないか、政府から攻撃されるのではないか、と考える裁判官は多いことでしょう。それを裁判所が全否定できるかというと、そうとも言えないところがある。
そのうえで、常に自問自答して、客観的な目で自分を見ること。事件について先入観のない状態で、真っさらな目で見ようとすること。それが裁判官には必要だ、と述べています。
清水ひろしからの手紙 85
『春、戻る』瀬尾 まいこ
『舟を編む』 三浦しをん
- 出版社:光文社文庫
出版社の辞書編集部を舞台にした、辞書「大渡海」が長い年月をかけて完成するまでの小説。
学者、作成する出版社の主人公や同僚、アルバイトの学生、薄くて軽く、裏写りせず、ぬめり感のあるめくりやすい紙を開発する印刷会社、多くの情熱によって辞書は作られていることが分かります。
完成した辞書の名「大渡海」には、「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」「海を渡るにふさわしい舟を編む」 という思いが込められています。
令和2(2020)年 主な議会質問
本会議
6月会議
- 新型コロナウイルス感染症に伴う対応について
- (1)これからの地域社会、地方自治体、情報発信について
- (2)オリンピック・パラリンピック関連事業等の実施されない予算の扱いについて
- (3)学校教員の負担軽減について
- 災害対応について
- (1)複合災害について
- (2)災害停電時における電気自動車の活用について
- 再任用管理職について
11月会議
- 第3波の状況にある、新型コロナウイルス感染症の対策について
- 令和3年度以降の荒川区実施計画について
- 指定管理者制度について
- 児童・生徒の、言葉による伝える力向上について
予算に関する特別委員会・決算に関する特別委員会
予算:2月会議
- 児童相談所の対応について
- 喫煙所整備について
- 新型コロナウイルス感染症に関わる荒川区の対応について
- 風水害対策として、清掃車等の退避計画について
- 目の健康 早期発見の大切さについて
決算:9月会議
- 今後の財政状況を踏まえた行政評価について
- 保養所 ホテルグリーンパール那須の今後について
- 区施設のネット予約システム改善について
- あらかわ遊園の担当所管について
- マンションの駐車場設置台数緩和について