『ビッグデータ探偵団』 安宅 和人, 池宮 伸次, Yahoo!ビッグデータレポートチーム 出版社:講談社現代新書 「東京は標準ではなく特異な地域である」といったような色々な分野の分析をしています。 そのうえで、「データ」は多くの人にとって分かるように「可視化」することがまず大事であること。そして、そのビッグデータが本来の価値を発揮するために、どのように活用するかを考え、その決断を下すのは、人間であり、最終的に必要となるのは、生身の人間の感じる力、決める力、伝える力である、と訴えています。 あわせて、データは決して完璧ではない 「データは常に正しい真実そのものである」という発想は、データというものに対する大きな誤解である、とも指摘をしています。
『限界都市 あなたの街が蝕まれる』 日本経済新聞社編 タワーマンションが乱立される都市部、コンパクトシティ化が進まない地方都市の状況について書かれています。 街づくりが秩序を失っている現状から脱却し、子どもの世代にとって負の遺産となるかどうかを判断基準に、これからの都市計画を進めるべきだ、と述べています。
『限界のタワーマンション』 榊淳司 出版社:集英社新書 そもそも半世紀ほど前まで、日本人はマンションには住んでいなかった。 高所に住むことによる健康への影響や、鉄筋コンクリートの高層建物がいつまで維持可能かなどは、まだ経験値がない。そういった意味で、タワーマンションという住形態は実験中、未完成にある、と筆者は著しています。
『すべてのマンションは廃墟になる』 榊淳司 出版社:イースト新書 議会でも質疑を続けているマンション問題の書籍です。 分譲マンションは、区分所有者の合意がなければ解体が出来ず、それは極めて困難なことです。つまり、「終わり」を想定していない、「出口」がない建物だと言えます。著者は、公共物としての発想をもって、行政としてある程度の介入の必要性を述べています。
『共に生きるということ be humane』 緒方貞子 出版社:PHP研究所 歴史に学び、他者に学び、常に先のことを考える。 危機や難局というのは、乗り越えるためにある。 緒方貞子さんはこう述べています。
清水ひろしからの手紙 83 清水ひろしからの手紙 83(PDFファイル) 「今日の数字?」昭和5年 (1930年) (現在の荒川(当時は荒川放水路)が完成した年) 11月会議 ・台風被害を踏まえた今後の対応について ・申請少ないプレミアム付商品券 事業の問題を指摘 隅田川の岩淵水門を視察 ・荒川と隅田川 ・台風19号発生時の状況
『緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で 』 小山靖史 出版社:NHK出版 2013年に放送された「NHKスペシャル」が書籍となったもの。今年10月22日に亡くなった緒方貞子 元国連難民高等弁務官の半生を追った内容です。 6年前に放送をを見たときの、以下の場面が今でも脳裏に焼き付いています。 判断の基準として最も大切にされていたのは何でしょうか?とのインタビュアーの質問に対し、「ある程度、いろいろな条件とかインフォメーションを頭の中で整理した上で・・・」との後、間をおいて「最後は勘ですね」と答えたシーンです。とても重い言葉だと感じました。
清水ひろしからの手紙 82 清水ひろしからの手紙 82(PDFファイル) 「今日の数字?」マイナス 5.5億円 (消費税率引上げ後の荒川区収入減額/年間試算) 9月会議 ・3歳児健診の眼科検査充実 ―弱視発見のためにー ・喫煙対策について 区政情報 ・高齢者 自立支援用具給付が開始 ・スポーツセンター 来年4月から使用料値上げ